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「あー、めちゃイケメンなんだけど、『俺のこと知らない?』とか言っちゃうキス魔なんだよね」
「ふーん、美佳の嫌いなタイプじゃん!」
「でしょ。男は、これだから信用ならん。はぁ、クールで私だけみてくれる人おらんかなぁ」
突っ伏したまま目線だけを、亜梨の顔見ながら呟いた。
「って、その上目使いエロいって」
苦笑しながらも、亜梨は、
「あんたの言うクールなら、噂の爽やか体育教師なんてぴったりじゃん」
「はぁあ!?やめてよ、教師なんて無理、おっさんじゃない!」
「ふふっ、確かに。あッ……ねぇ、さっき言ってた年下のイケメンって、松浦秀也?」
「誰それ?年下興味ないから全く知らんけど、有名なん?」
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