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「ちょっ…ちょっと待てよ!俺はお前の様子を見に来ただけだ!」
「へ?」
アルファは底の抜けた声を出しながら片手剣をしまった。
「様子を見に来た?俺に何があったのか教えてくれ!」
アルファはその男の肩を掴んで叫んだ。
「お前、船降りた途端気絶したから俺がお前の家まで運んだってこと。分かったか!?」
不適な笑みを浮かべながらアルファを見てくる。
(この野郎…)と思いながらアルファは部屋を見渡す。
「そういやまだ村長に会って無いだろう。着いてこい」
「後で行く」
「いいから行くぞ」
と言いアルファの耳を摘まむ。
「痛たたたたたた!分かった!行くから耳摘まむな!!」
しぶしぶアルファは男に着いて行く。
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