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「ふぁ~~……眠ぃ~~~」
アルファは眠たそうな目をこすりながらそういった。昨日疲れたから十時間ぐらい寝る予定だったが、船の汽笛がうるさく、結局七時間しか寝られなかった。
「こんな早く起きたの何年ぶりだろう…でも……眠いから寝る!!」
ベッドに潜って寝ようとした。
ブオォォォォォ。ブオォォォォ。
「………だぁ~~~!うるせ~~~!!」
寝ようとしたところを船の汽笛に邪魔され、結局寝れなかった。
「a。いるか?」
特徴のある声だったので村長のセガレさんだとすぐ分かった。
(居なかったらどこに居るんだよ…)
などと心の中で呟いたが、
「いるぜ~~」
と言った。
「よし。いるな。俺んちに朝食食いにこい。親父が食わしてやるって」
「マジで!?ちょっ、ちょっと待って!すぐ準備する!」
こんなような形で朝食に朝食に招待されると思わなかった。アルファは準備が終わり、セガレと一緒に村長の家に向かった。
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