幽霊少女

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俺はベッドに腰かけて落ち着いた。 涼介「母さんにはお前が見えないんだな。」 明季「そうみたいね。だいたいの人間は見えないものよ。さっきは見えるのかと思ってビックリしたけど…」 明季も俺の隣に座る。少し明季のいい匂いがした。 幽霊にも匂いがあるんだな… 涼介「なんで俺にはお前が見えるんだろう。」 明季「さあ、そういう素質を持った人間も中にはいるからね。」 涼介「ふーん」 …。 …。 …。 涼介「なぁ」 明季「なに?」 涼介「ホントにずっと俺の傍にいる気なのか?」 明季の方に顔を向けて聞いてみる。 明季「そうよ♪」 明季も俺の顔を見て言った。 明季「女の子とずっと一緒にいられるなんて、あんたは幸せ者ねぇ♪」 涼介(いや、別に嬉しくない…確かに可愛いが、幽霊だもん…)
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