プロローグ

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涼介「じゃ、じゃあ、あんた…ホンモノの幽霊なの?」 少し怯えた声で言う。 少女「そうよ!だから、さっきからそう言ってるじゃない!」 少し怒ったように言ってきた。 部屋の窓から風が入る。 少女の長く綺麗な髪がサラッと揺れる。 少女「私は幽霊!あんたに恩返しするために、わざわざ天国から降りてきてやったのよ!感謝しなさい♪」 少し悪戯っぽく微笑んで俺を見る。 涼介「はぁ…」 気の抜けた返事。 訳が分からない俺は、そう答えるしか無かった。
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