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紙に『中等部&高等部』と書いてるのを持ってる人がいる。
私は、そこへ向い歩き出した。
沢山の人を掻分けて、そこまで行く事が出来た。
「貴女がが彩さんですよね。」
いきなり声を掛けられた私は少しビクッとした。
「ハイ…そうです。」
少しオドオドしながらそう答えた。
「これ、学生証です。
無くさない様にして下さいね。」
「はい…有り難うございます。
あの…他の人は……?」
「君だけなんだ。高等部へは。」
先生はそう言った。
「じゃあ、行こうか…」
そう続けて言う。
「はい。」
私はそれだけ言うと、私達は講堂を後にし、教室へと向った…
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