第一の難関

7/13
前へ
/202ページ
次へ
「じゃあeagleはなんでここに?」 迷彩のミリタリーズボンにナイフをしまい、一本のライフル AN-94を背負っている 「お前達のサポートと言うことになっている。必要な時は呼んでくれ」 「了解」 「そこまでは一緒に行こう。ここがどういう場所か教えておく」 「よく働く人ね」 「それが仕事だ」 近付くと勝手に開いた扉から一人で先々出ていった 「じゃあ私達も行きましょう」 「うん」 「ん」 亮太もハンドガンのM1911A1とスケボーを手に(背中には大荷物)鷹を追い掛ける 「アンさんも来るんですか?」 当たり前のようにミリアの横を歩くアン 「ええ、やることもないし…少しは役に立つわよ?」 そう言いながら手先に小さな水の渦を作り出す 「…そうですか」 ミリアも特に気にしない様子で美空を追う その後ろでクスリと笑うアンには誰も気付かない
/202ページ

最初のコメントを投稿しよう!

83人が本棚に入れています
本棚に追加