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「てめぇが馬鹿みたいにでかいんだろぅが!!」
まぁ怒りだすときりがないので、まだ残ってるコーヒー牛乳を…。
「ぎゃー!!」
「な、なんだよ!?」
弌夜に蹴られたせいで、コーヒー牛乳は床で綺麗に光っていた。
「かえせ…。」
「え?」
俺は弌夜の襟を掴み叫んだ。
「俺のコーヒー牛乳かえせー!!」
「…。」
弌夜が俺をなんだこいつという目で見ている。
「コーヒー牛乳って…。あのまずい飲み物か。」
「は?弌夜、今何て言った?」
一応俺も優しい(はず)なので、もう一度聞いた。
「あのまず」
「謝れ!今すぐ!」
弌夜が全部言い切る前に叫んだ。
「誰にだよ!?お前にかよ!?」
「コーヒー牛乳に決まってんだろ!!」
し~ん…。
「…終わった?」
だるそうに言ったのは日比野空だ。
あっ、空っていうのは名前ね。
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