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後書
いやはや、支脚すんなりと完結を致しました。このような、やはり、と言いますか、終末になって胸おろされた方はいらっしゃったのでないでしょうか。
私はこの謎深き主人公の男にひどく共感を得ました。と言うか僕でした。
ただあるだけ、しかし刻々と流れゆく時。それを優雅に自然は見ている。と言ったスタンスから書き上げてみたのです。ええ、さっきの事でした。たまにはこんな雰囲気もアリ哉な、と。
皮肉にも、結局目の前をくるくる通り過ぎる人並みや景色、そこに大体的に自然の在り方を必死に求めてみる、やはりかいなや、新しい何かに繋がるか、そんな素晴らしい何かが見つかるといいですね。流れる毎日と忙しい人達。頭を軽くする前に自然が、空が、大地が、呆気なくあなたを楽な気持ちに、いつもしてくれますように。
追記 図書館は閉まっていました……
――2009.7.31.fry.
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