第十六章 《音羽と二人の部下》

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晋作と玄瑞に言われ音羽は考え込んだ (うちに付き人か……確かに今は稔麿達が居るけど、また忙しゅうなんねんな…) 「返事は直ぐにとは言わねぇがなるべく早く言ってくれ」 「付き人の人ってどんなお方なん?」 稔麿達と同じ説明するとやはり同じ感想が返ってきた 「医学習とる意味、滅茶苦茶無いやん」 「剣の腕は立つ。明日にでも連れて来るぜ?」 「あぁ、うん。わこた」 些か不安はあるが晋作が薦める者だ。しかし、まずは会ってみなくては決めれず明日、晋作が鍛冶屋連れて来る事になった 「二人とも男だが、全く女に興味ねぇから安心しろ」 「……なんや、男の人に興味あるみたいやで?」 「あったらあったで俺がそいつら斬る」 普通に物騒な言葉を吐いた晋作に音羽はクスリと笑みを溢した
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