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「そーよ、梓羽ちゃんのどこがいーの?」
恭介くんを指差していた女性は、少しトゲトゲしく聞く。
聞きたくないけど
聞きたい気も……。
なんて思っていれば。
恭介くんは ニコッと笑った。
「俺、下の中ぐらいの奴を救うの好きだから。」
………。
「ちょっと恭介ー!」
「あは、ひどーい!」
……なんで
「お前ハッキリしすぎー」
「あはははっ!梓羽ちゃん可哀想だろー」
…なんで皆笑えるの…?
「確かに梓羽は下の中だよねー!」
……なんで
お姉まで同調すんの…?
それから少しして、男女の組が徐々に出来上がってきて。
あたしは、お酒つんだり…
いわば雑用。
帰りたい……
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