第2章

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「そーよ、梓羽ちゃんのどこがいーの?」 恭介くんを指差していた女性は、少しトゲトゲしく聞く。 聞きたくないけど 聞きたい気も……。 なんて思っていれば。 恭介くんは ニコッと笑った。 「俺、下の中ぐらいの奴を救うの好きだから。」 ………。 「ちょっと恭介ー!」 「あは、ひどーい!」 ……なんで 「お前ハッキリしすぎー」 「あはははっ!梓羽ちゃん可哀想だろー」 …なんで皆笑えるの…? 「確かに梓羽は下の中だよねー!」 ……なんで お姉まで同調すんの…? それから少しして、男女の組が徐々に出来上がってきて。 あたしは、お酒つんだり… いわば雑用。 帰りたい…… .
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