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そこまで言って、あたしはその場に座りこんだ。
…言った………
やっと…自分の気持ち……。
バクバクと脈打つ心臓は、治まる事を知らずに脈を打ち続ける。
恭介くんの声は全くしなくて、かわりに沈黙が部屋を包む。
…沈黙に、押しつぶされそう……
あたしは、座りこんだまま胸のあたりでぎゅっと拳を握った。
その瞬間………
遠ざかっていく、足音。
…返事も、なし…か…。
わかっていたけど。
……心臓が痛い。
苦しい……。
「……や、っぱり……ダメかぁ……」
小さく呟いて、涙が溢れでてきた。
…恭介くん…
あたし……楽しかったよ…
今まで……
後半は苦しい事ばかりだったけど……でも。
それでも―――…。
「う…ぅ…っ……うぅぅー……」
―――好きだったんだ…。
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