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「んんん~……うぅ…ぅぅ~……」
初めて味わうキスに、あたしはクラクラとしてきて。
も……だめ、立ってられない…っ!
足の力が徐々に抜けていき、ついにはカクンと膝が折れ座った状態になった。
と同時に恭介くんはやっと唇を離した。
ペロリと唇を舐め、ニヤリと笑う恭介くんを、あたしは下から見つめた。
「も…っ息出来なかっ……」
「子供にはこんなエロいキス出来ねぇんだよ、バーカ。」
ヘヘンッとした表情であたしを抱き起こす彼に、笑いをこらえた。
それが言いたくてキスしたんだね……なんか……大人気ないというか、やっぱり子供っぽいのかも…。
なんて思ったのは内緒。
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