第3章

6/16
前へ
/202ページ
次へ
うぁあ…… 最悪もいい所だよ…。 チラリと恭介くんを盗み見れば、携帯をいじっていてあたしへの関心はゼロ。 … 『俺、下の中ぐらいの奴を救うの好きだから。』 『俺は、ブスを哀れんでんだ。』 『ブスの泣き顔は、最強にキモイんだぜ。』 ……あー、思い出しちゃうな。 嫌な思い出ですね、ハイ。 あたしは とりあえず自分の部屋を開けて 小さく「どうぞ…。」と部屋に入るように促した。 すると、恭介くんはチラリともあたしを見ないで部屋にズカズカと入る。 ……感じ悪。 .
/202ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1266人が本棚に入れています
本棚に追加