第4章

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*** はぁー… なんか、スッキリしたなぁ。 今さっき瑠乃ちゃんとばいばいして、只今家路を辿っている所。 あたしは、久々に心が安定していた。 空は、いつもより青く澄んでいるような気がして。 風は、いつもより優しくて、暖かい気がした。 ふふ… 不思議。 あんなに悩んでたのに、また頑張ろうって思える。 友達って凄い。 そう実感しながらあたしは自分の家へと歩いていた。 帰ったら、お姉の為に酢豚作ってあげよう。 恭介くんには、あまり会いたくない…けど、ちゃんと向き合ってみよう。 あたしの心は、本当にリセットされたように、スッキリしていた。 そう…… 家に帰るまでは……──。 .
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