第5章

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いきなり言われた事実に、あたしは動揺した。 …あの時だ……っ! お姉達が取り込み中のとこをあたしがKYに入っちゃって……。 思い出した瞬間、カッと顔を赤くした。 「ご、ごめん。あれは…本当にごめ………」 「アンタ本当に最っっ悪よ!」 「ごめん…。」 ただ謝ることしか出来ないあたしは、俯いて何度も謝罪の言葉を述べた。 が、次のお姉の言った言葉に、あたしは固まった。 「このブス!!アンタは私の“引き立て役”なんだからね!!」 ──涙が、自然と頬を伝った。 .
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