第5章

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暫くの間泣いていたが、徐々に落ち着きを取り戻してきた。 あたしは、少しふらつく足で、ソファーに座った。 はは… 馬鹿みたい… 朝までは…ちょうど1時間前までは、やる気が漲(みなぎ)っていたのに。 今では もうやる気の『や』の字もない状態。 あたし…… ……可愛く…生まれたかった… ふと、鏡を見ると、目が充血して腫れていて。 うわっいつもよりブス… あたしは、速攻で目薬を差し、温かいタオルと冷たいタオルを交互に目につけた。 こうすることで、血行が良くなって腫れが引くの。 .
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