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「へぇ~、井川君か。結構カッコいいじゃん。狙っちゃおうかな?私。」
「やめときな、井川は。あいつ、基本誰とも話さないタチだから。」
「えぇ、何で?」
「知らないわよ。話したことないんだもん。とにかく諦めなさい、井川は。」
「もったいないなぁ、せっかくカッコいいのに。」
「まぁ確かにね。そういえば噂なんだけど、井川って将来有望な小説家なんだって。なんでも、業界で有名な賞取ったらしいよ。」
「えぇ~、凄すぎじゃん。ダメ元で告ってみようかな?」
「やめときなさい。まだ恋がしたいなら。」
「どうゆうこと?」
「実はね、去年、井川に告ろうとした子が泣いて帰ってきてさ。」
「告ろうとした?」
「そう、ろうとしたの。」
「どうゆうこと?」
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