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観覧車はあまり人気が無いのかとても空いていたので待つ事無く乗れた
2人で向き合って乗っている
強志「ふぅ~狭い所に2人っきりか。いいもんだな」
桜「もしかして嫌らしい事考えてる?」
強志「あぁ、そうだよ?今直ぐにでも襲ってやりたい。
…でも前後の観覧車から丸見えだし、そんなに時間も無いから何もしないだけさ」
桜「…男ってホントにそんな事ばかり考える生き物なのね…」
強志「引いた?」
桜「別にw」
強志「ふ~ん。それより下見てみなよ」
桜「え?…うわ、高っ…。やっぱ怖いわ」
強志「ふっ…こっち来なよ」
それを聞くや否や桜は強志に寄り添い、腕にしがみ付いた
強志「まだ怖いか?」
桜「ううん。あなたが側に居てくれるなら平気よ」
強志「良かった。それにしても、良い景色だな。」
桜「まぁ…景色自体はね…」
強志「高い所から周りを見下して隣には最愛の女がいる。かなり気分良いぜ」
桜「最初の方は兎も角、最愛ってのは嬉しいわ」
強志「ずっとこのままで居たいな。ずっと…一緒に」
桜「ええ。」
2人の絆がもっと強くなった観覧車の中での出来事だった
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