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「そうですね、無理をさせてしまったようです。しばし休憩しましょうか」
青年の一人はそう言う。
やめて。
時間がないのだ。
けれど、息も絶え絶えで、まともに話すことすらできないこの状態で、そんなことは言えなかった。
「うん、異議なし」
向こうでは話がまとまったようで、地面が安定した場所に皆、腰を下ろした。
悲鳴を上げている足に逆らえずに、自分も同じように腰かけると、どっと疲れが押し寄せる。
こんなにも自分の体が弱いとは、思わなかった。
悔しさから、レディアはぎり、と歯噛みした。
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