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やがて、四人は森の中まで進んでいた。
屋敷を出てから数時間。
いわゆる、箱入りのお姫様のレディアには、そろそろ限界が近づいていた。
けれど、疲れたとは言えない。
一刻も早く王都につかなければならないから、ここから離れなければならないから。
レディアはだいぶ息が上がっているのに、青年三人は疲れた様子もない。
そのことからこういうことには慣れているのだろうと、予想がついた。
レディアは、おいていかれないように、気合いを入れて歩き続けた。
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