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ナース「先生患者さんが来ておりますが中に入れて良いものかどうか…」
マリオ「何を言ってる?患者なら入れるしかないだろう?」
ナース「それが…その患者さんは全身からあり得ないくらい汗が出る病気の人でして…その…えっと…」
マリオ「なんだね?」
ナース「とんでもなく臭いんです」
マリオ「君!ナースたるもの患者さんが臭かろうと何だろうと平等に接するのが当然だろう!?とにかくお連れしなさい」
トルネロ「全身からあり得ないくらい汗…一体どんな病気なんでしょう?」
マリオ「分かるわけないだろう!!」
トルネロ「えっ!?スイマセン…」
(また怒られた?)
ナース「お連れ…ゴホッ!!ゴホッ!!開げまずよ~ゴホッ!!ウッ!」
男「失礼します」
マリオ「ウッ!これはせっかくお越しで悪いんですが…ゴホッ!!もう少し外でゴホッ!!待ってもらえますか?」
男「はあ…分かりました」
トルネロ「先生何ですか?あれは?」
マリオ「ともかくやばい!歩く硫黄だ!!君奥からガスマスク持ってきなさい!!」
ナース「はい!」
トルネロ「ガスマスク!?何で診療所にガスマスクが?」
マリオ「こんなこともあろうかとな。用意していた」
トルネロ「こんなこと普通ないでしょ!あっ!あったのか…」
ナース「どうぞ。お二人分です」
マリオ「君もそれを着けてまた呼んできてくれたまえ」
トルネロ「しかし患者さんの目の前でガスマスクとは…失礼では?」
マリオ「確かに…まあ私が上手くごまかそう」
男「失礼します…」
マリオ「ど、どうもこんには。え、えっと今日もぜ、絶好のガスマスク日和ですね…」
トルネロ(ガスマスク日和ぃぃぃ!?何だそれは!?)
男「ガスマスク日和とは?」
マリオ「あーあ何でもないですよ!あっ!えっと我々の着けてるガスマスクはえっとその…今ちまたで流行りのガスマスクファッションです。いやーガスマスクいいですよねー!この目のとことか格好いいですよねーあはははははは…」
男「はあ…?」
トルネロ(先生!全然ごまかせてないですよ!流行るわけないでしょ!ガスマスクですよ!?ファッションでも何でもないでしょ!?)
マリオ「とりあえずシャワー室にご案内します。君!案内したまえ!」
ナース(嫌ぁぁぁ!!)
マリオ(首振んなぁぁー!!お前が行けよ!!)
ナース(そんな顎でグイグイやられても困ります!!)
男「あの…シャワー室こっちですか?」
マリオ&ナース「助かった…」
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