忘れたい

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その日、涼は寝ずに仕事に行った。 創作dining『GーDining』 涼が昼間働いている店はオープンしたてで、涼はオープニングスタッフだった。 「倉ちゃん顔色悪いぞ?」 店長が心配そうに尋ねてきた。 「ちょっと寝不足なんですよ」 「ちゃんと寝なきゃ~、仕事大丈夫??」 「大丈夫っスよ!すんごぃ元気っスから!」 「ならいいけど…今日もよろしくね。」 「はい!」 (寝てないから眠いは眠いけど…それより心が不安定なんだ…忘れたい…) 涼は体を動かすことで気を紛らわしていた
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