出会い

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週末ということもあり、店は混んだ。 もちろんテーブルは全てうまり、キャストが足らないという状況だ。外で待ってるお客さんもいる。 忙しいときは時間が過ぎるのは早いもので、あっという間に閉店時間の3時になった。 「ありがとうございます!またよろしくお願いします!」 深々と頭を下げ、客にサヨナラを告げた。 「お疲れー!!」 いつものように店長が言った。 まぁ送迎があるから仕事はまだあるんだけど… (キャストはお酒を飲むので家、または車まで送っていかなければならないのだ) 「店長、ボクは誰送迎ですかぁ??」 「ん~、涼クンはマキちゃんを第二までお願い!」 「あぁ、今日入った子ですね。了解っス!じゃあお疲れース!」 ちなみに第二とは第二駐車場の略で女の子の車が置いてある。 店の回りはとめられないので遠くの駐車場を借りているのだ。 そして俺はマキを乗せて第二に向かって車を走らせた。
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