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助手席に乗ってるマキは背は低いが大人っぽく、話しにくかった。
(何話そう…)
そんなことを考えていると
「ねぇねぇ!」
「えっ!」
先手を打たれて驚いてしまった。
「名前なんて言うの??」
「俺は倉田涼だよ。」
「へ~、じゃあ涼ちゃんだね!
あたしは関根亜由!よろしくね!」
「そっかぁ、よろしくね。…ん?本名かよ!しかもフルネーム!」
「あ、間違えちゃったぁ!アハハハハ!」
「………」
(なんか思ったよりも話しやすいって言うか爆裂トークだな…)
歳も同じということもあって二人は仲を深めていった。
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