‡第六話‡

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「僕はもういきますから、零はどうしますか?」 「俺は……ここに残る。教室行ってもうるさいから」 「教室はいつもうるさいでしょう?」 すると、零はビックリした顔でこちらをむいて、そっか、と言って俺に説明してくれた。 どうやら、生徒会に入っている奴らは顔がカッコイイとかなんとかで、とても人気らしい。 そして、特別カッコイイやつは親衛隊というのがいるらしく、生徒会の奴に近づいたり話したりすると、退学にさせられるらしい。 それと、さっきわかったことだが、要も生徒会に入っているらしい。 聞いてないし。 だから呼び出しされたのか。 だとしたら最悪……。
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