‡第四話‡

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「うるさい!!うるさい!! もう殺してよ―……!」 要と來晃は思わず黙ってしまった。 「これ…っ!」 要が左手首……リストカットしたところを持ち上げた。 手首から血がでていて周りにも複数の痕があった。 左手首を持ち上げると優羽はすぐにひっこめた。 「違う!!違う!!嫌ァァァァァァ!!!!!!」 どうすればいいのか二人はわからなかったけど、とにかく尋常じゃないってことがわかった。 優羽はそのままふんわりと倒れこみバタッと気絶したようだ。
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