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俺はどこでも開く鍵を持っていたので、すぐに優羽の部屋をあけた。
俺が見たものはありえない状態だった。
優羽が耳をふさいで叫んで何かに怯えるように震えていて、見たくない場面……。
それなのに暴れてはいなくてずっと「嫌」と叫んでいた。
相澤はどうしていいかわからない状態で、
「これ…っ!」
と呟き左手首を持ち上げていた。
みるとそこには深く切られたリストカット…。
血が流れていて本当に一瞬しか見れなかった。
叫んでいた優羽は疲れたのか気絶していた。
俺はもう守れない…。
來晃side 終わり
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