‡第六話‡

2/26
4014人が本棚に入れています
本棚に追加
/163ページ
小鳥の囀り[サエズリ]が聞こえる眩しい朝。 体をおこして、時計を見ると5時30分で、もう一眠りできそうな時間だが一回目覚めてしまえば眠れるわけがない。 俺は制服に袖を通し制服に着替えた。 もちろん変装道具は全てつけた。 「今日は早く行くか―……まだ要起きてないだろうし……」 俺は部屋からでるとリビングにあるテーブルにメモ用紙に「先に行ってます」と丁寧な字で書いた。
/163ページ

最初のコメントを投稿しよう!