‡第六話‡

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「すいません。なんか……俺、馬鹿ですね……」 「なんで……?」 「人に迷惑かけてばっかりだし、馬鹿な俺です」 「そんな事ないよ……。」 零は少し強く抱き締めなんだか安心した。 俺は今"ここ"にいる。 って思えたから。 そう感じていると零は俺から離れてもうすぐ学校始まるよ。とニコッと言われたので俺もニコッと笑った。 それが作り笑いなんて自分では気づかず零だけが気づいていた。
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