行き先は天界

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『肉体が朽ち果てるまで、此処天界でごゆっくりお過ごし下さい。………ああ。もう聞こえてませんね。』 彼はそう言うと金沢 美琴の肉体を天界の地面に置いた。 そして列車の中へと入ると、扉を閉めながら笑顔でこう言った。 『ご乗車有り難う御座いました。』 扉が完全に閉まると列車はゆっくりと動き出した。 そして列車は天界から姿を消した。
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