行き先は天界

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それをみた彼は嬉しそうに微笑むと、私を列車の中へといざなった。 『ご乗車有り難う御座います。これよりこの列車は天界へと向かいます。個室を用意してありますので天界に着くまでの間、そこでごゆっくりお過ごし下さい。』 彼はそう言うと私を個室へと案内してくれた。 『何かありましたら扉の横に備え付けてある電話をお使い下さい。』 彼はそう言って列車の奥へと姿を消した。
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