行き先は天界

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天界へ行ける。 そう思うとじっとしている事が出来なくて、個室の中を行ったり来たりしていた。 どの位そうしていたのだろうか…。 少しお腹が空いてきた。 そんな事を思っていると扉がノックされた。 「どうぞ。」 そう声をかけるとセツリさんが食事を持って入ってきた。 『失礼致します。お食事をお持ちいたしました。どうぞごゆっくりお召し上がり下さい。』 そう言って私の前に食事を置くと一礼して個室から出て行った。
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