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私が5才になったあたりから父親は酒に溺れた生活を送っていたように思います。
でも、私には世界一の父親でした。
とにかく優しかった。
と…言うか優しかった記憶しか今はないんです。
私が7才小学一年生の冬
1月中旬だったと思います。
その半年前に父親は仕事も辞めブラブラした生活をしてました。
辞めた理由は後でわかりますが
その辺りから父親は左足を引きずった歩き方をしてました。
祖父はその年の私の誕生日に持病の心臓病で呆気なく亡くなってました。
この話しはまた別の章で書きますが、祖父が亡くなり祖母が近くの専売公社(現在のJT)でタバコを作る仕事に出てました。
学校をサボり1日中父親と遊ぶ日々が続きました。
そんな寒いある日、父親が私にこんな事を言い出した。
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