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間借りしていた部屋で夕食を済ませて寛いでいると
なぜか真っ黒いスーツに着替えた父親が
『ちょっと出掛けてくるから、先に寝てなさい』
って怖い顔で言うもんだから素直に頷き布団に潜りこんだ。
父親が居なくなった部屋で数分ゴロゴロしてたんだけど、いつの間にか眠っていました。
それはいきなりでした。
苦しくて苦しくて目が開きました。
私が見た物…
私の首を泣きながら絞める父親でした。
全身が熱くて苦しくて足をバタバタさせたんです。
無意識の行動だと思うけど
父親は私の上に股がりバタバタさせる足を抑えつけてました。
息が出来ない。
苦しい、苦しい、涙がボタボタ落ちました。
今、まさに死に向かう娘の涙よりも首を絞めてる父親の方がボロボロ泣いてました。
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