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そしてHとSは体育館にむかった。終業式は終わり、教室に戻りホームルームが始まった。
成績か゛返却された。SがHにこう叫んだ。
「お前はどうやったんや?」
HはSにこう言った。
「おれは知識豊富だからな当然、オール3にちょいちょい4に体育は1」
Sは笑う
そして言い放った。
「俺よりも悪いじゃねーか。俺なんてほとんど1しかないだし」
Hは尋ねた
「それじゃあこの天才のボクの足元にも及ばないじゃないか」
Sはこう言う
「1が一番いいに決まってるだろ 俺が一番頭がいいんだぜ ハッハッハッハッハー」
教室中に皆が笑った。
Hは呆れてカッコつけてこう言う。
「君は馬鹿か? 馬鹿な君に教えてあげよう。
成績というのはだな 1が一番馬鹿で5が一番偉いのだよ わかったのかね?
馬鹿なSよ 君は勉強もできない 出来損ないなんだよ この屑が」
Sはこう言った。
「そうかわかったよ 教えてくれて サンキューな」
これによりHの頭の良さは立証されたのだった。
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