4人が本棚に入れています
本棚に追加
念願の日曜がきた。この日Hは7時に目を覚ました。
ご飯を食べ、荷物を持ち、12時半に家を出た。
5分もたたないうちに学校に着いた。
Sはまだか、まだか とHは思っていた。
1時になり、Sがきた。
そして、HとSは電車に乗って市民プールを目指した。
ついて、着替えた。
SはHにこう言う。
「やっぱ夏はプールだなぁ」 と Hはこう返した。
「君のせいで勉強ができないじゃないか。」
Sは
「はいはい わかったよ
行くぞ。」
とHの話は聞き流し、プールサイドへむかった。
プールはけっこうな人がいた。僕らと同じ中学生もいれば、小学生や高校生もいる。
Hはプールの中に入った。がHは運動が駄目なので
当然の如く泳げない。
Sは体育だけは成績がよかった。
だから泳げる。Hは浮輪に捕まり、浮輪で泳いだ。
Hはあまりに気持ちがよかったので寝てしまった。
そして、Sとも見失った。
Hは目を覚まし、Sがいないことに気づく。
Hは荷物のある所にいれば帰ってくるだろうと思い、戻った。
そして、Sが戻るのを待った。
すると、後ろから声がした
「Hくん?」
後ろをむくと、同じクラスのNさんだった。
Nは可愛く、男だけでなく女からも人気がある。
Hはこう返した。
「Nさんじゃないか、どうしたんだい」
Nはこう返した。
「どうしたって ただ暑いから泳ぎにきただけだけど、」
Hはこう返した。
「そうなのか、当たり前のことを聞いてしまったな。」
Nはこう言った。
「それじゃ、バイバイ。」
去って行った。
そして、Hは胸が暑くなった。 HはNのことを好きになった。
最初のコメントを投稿しよう!