ー出会いー

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そして、HはNともっと話がしたくなり追いかけた。 そしてHはNに言った。 「おい、待ちたまえ。君に話がある」 Nは 「うん?何かな?」 Hは 「あのさ、君は、その、勉強が好きかい? 僕は好きだな。だって楽しいじゃないか。」 素直に告ればいいもののなかなか言いだせなかった。 Nは 「私は嫌いだよ。 それに がり勉も嫌い。」 Hはショックを受けた。 なぜならがり勉は嫌いと言われたからだ。 Hは 「そうなのか、がり勉が嫌いか・・・ なんでがり勉が嫌いなのだ?」 Nは 「人を見下す所が大嫌い。」 Hはさらにショックを受けた。なぜなら僕も人を見下す性格だからだ。 Hは賭けに出た。 「Nは・・・その・・・ 僕のような人がタイプかい?」 なんという質問だ。 Hは顔が赤くなった。
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