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─ガヤガヤ─
坂の上がなにやら騒がしい事に気がつく。
「祭りかなにかか?」
坂を急いで上りきり、音のする方を見ると、公園があり、そこにはさっきまで人が居なかったのが嘘かと思うくらいの人だかり。
出店や何かを作っているようだ。
その様子を眺めながら、奥へと歩いてゆく。
子供達が公園の遊具で遊び、大人の人は作業をしている。
「あ……なんだあれ……?」
目の前には、周りの木とは比べ物にならないような、大きな大きな木が立っていた。
「なんか…すげー……」
目を見開き、口を半開きにしながら、長い間、木を見つめていた。
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