2253人が本棚に入れています
本棚に追加
カーディガンを 押し付けるように ヒュウくんに渡すと、私の手をひいて 教室をあとにした。
ダッシュで。
ほんっと、意味分かんねぇ。
あんなに 嬉しそうだったのに、なぜ 逃げるように帰る!?
「ヤバかった…、あれ以上 一緒にいたら、マジで惚れちゃうトコだった。」
いや、スズメさん。もうとっくに 手遅れに見えましたが。
「確かに 爽やかなイケメンだったね。」
「うん。今日はラッキーだった。」
またまた激レア、惚けるスズメ。
青春だね。
最初のコメントを投稿しよう!