~プロローグ~

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雨の音。 ザァァァァァ――― ひとりぼっちで、 寒くて 淋しい 雨の音が遠くに聞こえて 指先の感覚が無くなってきた時には、目の前がかすんできて 遠退いていく意識の中で ああ、人ってこういう風に死んでいくのかなぁなんて考えたりして 意識が、途切れた
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