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「うわぁ!!」
バスは文字通り………………… バババ爆走した。
バスは普段以上に揺れ、Babababababababazabuとエンジンが耳を塞ぐ。
「山田 耕太郎様、ただいま爆走いたしましたーーーーキャアアア(≧ε≦)!!」
南川 奈々は、はしゃいでいる。
「黒田さん!もっともっと!!」
「かしこまりました~!!」
黒田もテンション上がってる…
俺は揺れで身動きが取れず、手すりが手放せない…
「チクショー…なんなんだよッッッ」
俺はふと、外をみた…
バス停が一瞬で俺の目の前を通り過ぎた。
「おいッッッ!!降ります!降ります!おいーーーッッ!」
なんだよ…なんなんだよ…これで俺はクビだ…人生終わった……あぁ叫んだら頭クラクラしてきたぁ…
「はい、山田さん!」
頭を沈ませる俺に南川は何かを差し出した。
黄色のピカピカしたエレキギターだった。
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