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でも、言いました。
「こ、ここは皆の場所だから抱きつくのはやめようね。」
「えー…じゃあ。皆がいなかったらいいの?」
この子このまま大人になったらどうなるんだろう…?
その発言に少し冷や汗をかいたことは浩哉には内緒で。
「…ッ、それもだめ。」
「えー」
少し拗ねた顔もかわいく見えるのはなぜ?
私は慌てて、そんな考えを頭の隅に投げ捨て浩哉に尋ねる。
「えっと、まだ13時じゃないけどお話する?」
「えっ!!いいの?今日おねぇさん何時まで大丈夫?」
またニコニコ笑い聞いてくる。
10分ぐらいでいいかなって考えていたことに罪の意識を感じる笑顔。
「別に時間は気にしないで大丈夫だよ。」
だから、気が付くとこう答えていました。
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