第1話 帰り道にはナンパに注意!!

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でも、言いました。 「こ、ここは皆の場所だから抱きつくのはやめようね。」 「えー…じゃあ。皆がいなかったらいいの?」 この子このまま大人になったらどうなるんだろう…? その発言に少し冷や汗をかいたことは浩哉には内緒で。 「…ッ、それもだめ。」 「えー」 少し拗ねた顔もかわいく見えるのはなぜ? 私は慌てて、そんな考えを頭の隅に投げ捨て浩哉に尋ねる。 「えっと、まだ13時じゃないけどお話する?」 「えっ!!いいの?今日おねぇさん何時まで大丈夫?」 またニコニコ笑い聞いてくる。 10分ぐらいでいいかなって考えていたことに罪の意識を感じる笑顔。 「別に時間は気にしないで大丈夫だよ。」 だから、気が付くとこう答えていました。
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