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柳の質問にアポロンは困ったような微妙な表情で答えた。
「・・・・・異国と言えば異国なのですが。」
もごもごとはっきりしないアポロンに、柳がキレた。
「えぇい!!言いたいことがあるのならば、はっきりと言わぬか!!」
「は、はいぃ!!話します!!話しますので、出来れば刀を下ろしては頂けませんか?」
柳はアポロンの言葉をしばらく考えると、刀を下ろした。
「・・・・ふむ、お主からは敵意が全く感じられぬしのぅ・・・・良いじゃろう・・・だが、少しでも可笑しな真似をしたら斬り捨てる。」
「ありがとうございます!!」
お礼を言うアポロンに柳はついて来るようにと言って、先に家の居間に向かった。
勿論その間も警戒は解かずに・・・・・
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