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しばらく無言だった柳は、目を開きアポロンを見て口を開いた。
「・・・何か、お主が別の世界から来たと言う証拠はあるのか?」
柳の言葉に、アポロンは若干困った顔をして話し出した。
「証拠・・・・ですか。それは例えば、どのような?」
聞き返すアポロンに、柳は悩む素振りも見せずに答えた。
「簡単な事じゃよ。お主の世界にしかない物や技術等をワシに見せれば良いのじゃ。」
それを聞いたアポロンは、しばらく考えると何かを思いついたようで、笑顔で柳を見た。
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