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みんなとは少し早い時間帯に、あたしは学校のドアを開ける…
ガラガラ―
あたしにとっては、いつも通りの時間
そこには、いつも通り1人の男の子
「おはよぅ。今日も早いね」
あたしは彼ににニコッと笑って挨拶をする
「そう?高橋も十分早いよ?」
彼も笑って返してくれる
相変わらずか、かっこいいなぁ…//
皆は知らないかもしれないけど、櫻井くんは凄いカッコイイ
身長は175㎝ぐらいで、切れ長の目に睫毛は、多分あたしより長い。
って言っても前髪が長くて良くは見えないけど…
髪の毛には自毛なんだと思うけど、軽く茶色が入っている
そして小さい整った顔。
きっと眼鏡外したら、モテるんじゃないかなと日々思う…
あたしは、この挨拶の為だけに毎日この時間に登校する
自分の席に座りジーッと櫻井くんを見つめてみる
櫻井くんは、それに気付いて
「ん?どうした?」
と首を傾げた
「い、いや何でもないよ?//」
あたしは、慌てて目を逸らしてしまった
彼は不思議そうに鞄から本を出して読みだした
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