~1章「天敵」~

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数時間飛び続けていると、 「この先にドワーフの村がある。おぬしの好きな殺しの道具が多く造られている場所だ。行ってみるか?」 その質問の答えは分かっていたが、アンヘルは一応質問をしてみた。 「………………。」 「やはりか。おぬしならそう言うと思っておった。」 アンヘルはゆっくりと降下していき、地上が近くなるとカイムは飛び降りた。人間離れした能力を持っているため、ある程度の高さから飛び降りる事など苦にはならない。
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