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「え………ええとぉう…」
な、何で倒れてるんだろう?普通に考えたらアレだよね、俺が押した天井改め蓋に顔面強打して倒れたが妥当だよな。いやでも、まさかそんな上手い具合な位置に来る?いやいや簡単には来ないよ。そうだよ来ないじゃん、それにやっぱりこれ棺だし、アレじゃね?夢オチとかじゃないの?
「…」
あ、ふっかt…ちょォォ!血ィ!!顔面血ばっか!!つかこの人何気に顔いいなチッ…って今はそうじゃなくてェェェ!!!
「だ、大丈夫デショウカ…」
「………平気だ」
変な間ありましたけど…アレ怒ってない?怒ってるよね無表情だけど完全怒ってますよねェェ!?ごォォめんなさァァァい!!!
「…で、」
「ごォ!ごごごめんなさいいィィィ!!!」
「気にしてない、それより」
「ご、ごめんなさいいィィィィ!!」
「いや、だから」
「すんまっせんンンン!!!」
「おい…」
「詫びますからどうかお許しをををを!!!」
「許す」
「すんま……え、軽くないっすか?あ、じゃなくてありがとうございますゥゥ!!」
「それはもういいから話を聞け」
「はいィィ!!」
「後落ち着け」
「はいィィ!!」
「…」
「あ、はい。落ち着きます、ごめんなさい」
棺の中、曲げられない足やらはともかく上半身を起こしてる俺。(足痛い)
それを見下げるような形となってるけど目の前のこの人は、華奢に見える体で肌はかなりと言って白く。(病気なってそう)(不健康っぽい)(オイ点滴どうしたんだ付けとけよ)
少し長めな髪は肩辺りまであり、色はほんのりと赤に近いけどやわらかい感じで…あ、やわらかい時の夕焼けの時の茜色だっけか、アレに近い。って待って何その色さらに夢オチっぽいな
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