7話 居残り(夏休み)

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「…よし!!学校行こうぜ」 「元気な奴(笑)」 学校に登校するときは、風太とくだらない話をした。 「じゃあ俺こっちだから」 「おう」 いつものように靴箱で別れる。 …今日も、琴のこと待ってるか。 クラスへと向かって、退屈な授業を受ける。 「源川くーん」 「?」 「白川さん、居残りで一緒に帰れないんでしょ?」 「まあ」 「私が代わりに一緒に帰りたいです!!」 …琴の代わりなんて、この世にいねぇんだよ。 「気持ちは嬉しいけど…」 「ダメですか?」 「ゴメンね?じゃあまた明日」 「はい…。ばいばい」 俺はクラスから出て、琴の靴箱へと向かう。
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