3072人が本棚に入れています
本棚に追加
「…よし!!学校行こうぜ」
「元気な奴(笑)」
学校に登校するときは、風太とくだらない話をした。
「じゃあ俺こっちだから」
「おう」
いつものように靴箱で別れる。
…今日も、琴のこと待ってるか。
クラスへと向かって、退屈な授業を受ける。
「源川くーん」
「?」
「白川さん、居残りで一緒に帰れないんでしょ?」
「まあ」
「私が代わりに一緒に帰りたいです!!」
…琴の代わりなんて、この世にいねぇんだよ。
「気持ちは嬉しいけど…」
「ダメですか?」
「ゴメンね?じゃあまた明日」
「はい…。ばいばい」
俺はクラスから出て、琴の靴箱へと向かう。
最初のコメントを投稿しよう!