7話 居残り(夏休み)

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「あ?」 『…もう一度チャンス下さい』 「ラストな。どーぞ。」 『今お前ん家の前。出てこい』 いまおまえんちのまえでてこい 「おお。14字…………って」 俺の家の前?! 「何でいるわけ?」 『まあ(笑)とりあえず玄関開けて』 ……朝から風太の顔見ないといけないわけ? 「…わかった。じゃあ切るわ」 『おう』 一端電話を切って、玄関へと足を運ぶ。 ガチャ 「よ!!」 「何?」 「冷て~な~!!一緒に登校してやろうとしたのに」 「麻恵ちゃんが居ねぇからだろ?」 「あ。バレた?(笑)」 ケンカうってんのか? 「ふざけんな。俺は麻恵ちゃんの代わりじゃねぇ。じゃあ」 それだけ言ってドアを閉めようとすれば、思いっきりドアを捕まれる。 「冗談だよ!!俺が麻恵に今日は学校一緒に行けないっつったの」 「風太が?」 「そう」 「まあ、それはお前の勝手だけど、俺には関係…」 「あるんだよな~」 「は?」 さっきから、コイツおかしすぎだろ。 そんなに俺が恋しいか?(笑)
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