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「あ?」
『…もう一度チャンス下さい』
「ラストな。どーぞ。」
『今お前ん家の前。出てこい』
いまおまえんちのまえでてこい
「おお。14字…………って」
俺の家の前?!
「何でいるわけ?」
『まあ(笑)とりあえず玄関開けて』
……朝から風太の顔見ないといけないわけ?
「…わかった。じゃあ切るわ」
『おう』
一端電話を切って、玄関へと足を運ぶ。
ガチャ
「よ!!」
「何?」
「冷て~な~!!一緒に登校してやろうとしたのに」
「麻恵ちゃんが居ねぇからだろ?」
「あ。バレた?(笑)」
ケンカうってんのか?
「ふざけんな。俺は麻恵ちゃんの代わりじゃねぇ。じゃあ」
それだけ言ってドアを閉めようとすれば、思いっきりドアを捕まれる。
「冗談だよ!!俺が麻恵に今日は学校一緒に行けないっつったの」
「風太が?」
「そう」
「まあ、それはお前の勝手だけど、俺には関係…」
「あるんだよな~」
「は?」
さっきから、コイツおかしすぎだろ。
そんなに俺が恋しいか?(笑)
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